文字列は水平でしょうか？それともどちらかに傾いているでしょうか？
文字列傾斜錯視の解説
水平であり、傾いていません。
文字は水平に並んでいます。このことは、文字列を横から眺めてみると確認できます。しかし、2列ごとに交互に右下がりと右上がりに見えます。 この錯覚は文字列傾斜錯視と呼ばれています。 文字フォントは、1文字ごとに独立して設計されています。 それぞれの文字はバランスの良い形に作られています。でも複数の文字を並べたときのバランスの良さについては保証されません。 そのため、文字の組み合わせによっては、偶然にも文字列が傾斜しているように見えてしまう場合があります。
この錯視は文字フォントに依存しています。同じ文字列でも、フォントの選び方によってこの錯視の強さは変化します。 この錯視は、デザイナーにとっては困る現象です。パンフレットなどを作って納品したとき、文字列が傾いていると抗議されることがあり、その場合は水平に見えるように、手作業で1つ1つの文字の位置を調整しなければならないそうです。
